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このトークについての説明
スポーツによるけがには男女差があるものが多い。膝の前十字靱帯(じんたい)損傷は、女性アスリートの発生頻度が高いことで知られる。患者の数は女性のスポーツ人口拡大とともに増加傾向だ。
スポーツによるけがは、大きく分けると2種類。靱帯損傷やねんざのように瞬間的に力が加わった外傷。もう一つは腱炎などのスポーツ障害。その中間に位置するのが疲労骨折など。
サッカーでは、太ももの後ろ側の筋肉の肉離れがよく起こる。前十字靱帯損傷は発生頻度が高いという。
膝の関節は、大腿骨、膝蓋骨で構成される。前十字靱帯は、ずれないよう安定を保つ役割を果たす。しかし、脛骨が前方に向かおうとする力によって、いったん切れると、自然治癒力はなくスポーツには復帰できなくなる。試合に戻るまで9カ月ほどかかる。
接触型といって、ラグビーやアメリカンフットボールのような競技の激しい接触プレーの結果、自分の動きの結果としてけがをする非接触型が多い。急な停止や方向転換。こうした動きのあるバスケットボール、バレーボール、バドミントン、などで多いという。
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